モモンガの原因 - 510輪店
2021/07/02 (Fri) 22:41:41
去年予備部品かき集めてWOLF125を作って初めて解決しないモモンガを体験しました。(7-8000rpmにて)
チャンバーの特性かなと思い諦めていましたが、一番程度の悪いエンジンでヘッドからのラジエター漏れが解決しないこともあり
次に程度の良いエンジンに載せ替えたところモモンガはなく綺麗に回りました。
キャブ・チャンバーなど同じ状態でです。排気デバイスはエンジンとセットなので別物ですが。。。
考えてみたところ、シリンダーとピストンのクリアランスがモモンガの原因じゃないかなと。(キャブレターセッティングは適切として)
モモンガが出ている方、過去にシリンダーの修理(ボーリングやホーニング)したり、ピストンが方当たりしてクロスハッチが部分的に消えていたりしませんか?
Re: モモンガの原因 - クロガン
2021/07/18 (Sun) 09:00:34
シリンダー、ピストンは関係ないかと思います。
かなりの部分を新品にしたり、状態のいいもので組んでも出ます。
排気デバイスの切り替えが原因なんだと思ってます。
新車の頃から出るみたいですし。
摩耗してあの激しい状態が出ているとなると、大きな欠陥な気が。
ただ確かに明確な原因って今まで語られたことないですよね
Re: モモンガの原因 - 510輪店
2021/07/19 (Mon) 00:11:56
新品でもモモンガになる可能性は十分あるような気がします。
それがスズキ品質でしょうか。。。
難しい話になりますが結論に至った根拠は2つあって、
①セッティングによらない
7-8000rpmでの解決できないモモンガについて
1.キャブセッティング
様々なタイプのJN・NJ・MAJの変更 → 変わりなし
2.自作CDIによる点火時期
7-8000rpmの点火タイミングを10度から25度まで変更 → 変わりなし
3.自作CDIによる排気デバイスの動作
動作回転数および動作量をそれぞれ変更 → 変わりなし
②製品誤差の可能性
これは僕の持ってるRG200ガンマのシリンダーとピストンの予備在庫をいくつかで簡易計測したところ
だいたいピストンとシリンダーのクリアランスは0.09でした。
多分125も同じくらいではないかと予想しています。
rg125のシリンダー内径は56.000~56.0023の製品誤差があるようで、
仮によくある2stの規定値であるピストンとシリンダーのクリアランスは0.06以上のはずとして、
ピストン外径は55.94より細くなくてはならず、仮にスズキ品質であるクリアランス0.09とすればピストン外径55.91。
だとすればシリンダ内径が56.0023のはずれ新品を引いてしまった場合、
それでピストンとシリンダーのクリアランスは0.113であり、
新品ですでにクリアランス限界の0.12とほぼ近い事になります。
もちろんピストンもはずれを引けば新品でクリアランス限界をかるくオーバーすることも十分考えられます。
Re: モモンガの原因 - 510輪店
2021/07/19 (Mon) 00:23:22
ちなみに「クロスハッチが部分的に消えていませんか?」と聞いた理由ですが、
クリアランス限界を超えるとピストンとシリンダが面でこすれるのではなく線でこすれるので
シリンダのクロスハッチが強い摩擦で消えるのではないかと予想します。
(同じ大きさの円を重ねると全面が接触するが、大きさの違う円を重ねると一部しか接触しない理屈)
Re: モモンガの原因 - 510輪店
2021/07/19 (Mon) 00:33:00
モモンガといえば全てこの原因というわけではないですよ。
あくまでも解決できないモモンガの原因考察です。
Re: Re: モモンガの原因 - あ
2021/07/20 (Tue) 23:59:01
自分のガンマは排気デバイスの三枚おろしにするところのカラーと一番外側の刃を替えたらモモンガが100回転あるかないかくらいまで収まりました!
Re: モモンガの原因 - クロガン
2021/07/26 (Mon) 10:53:23
そもそも、モモンガの原因ってなんなのでしょう?
そこがよくわからないと言えばわからないですね
Re: モモンガの原因 - 510輪店
2021/07/27 (Tue) 00:21:15
排気の戻りが掃気より強くて失火しているのでは?と思っています。
ピストンシリンダーのクリアランスはその原因の一つであって、排気デバイスのクリアランスやクランク室の圧縮抜けなど他にも原因はあるように思います。
キャブセッティングで解消できるのもモンモンモンバーンと息継ぎに似たような現象ですが。。。